仕事の選び方

アルバイトは学生が在学中お小遣い稼ぎに行うイメージが強いですが、「一時的なもの」だからという理由で安易に選んでしまってはいけないと思います。確かに、それまでお金を稼ぐという行為をしたことがない学生なら、まずは自分の興味や時給を基準にアルバイトの種類を決めていくでしょう。これは決して間違っているとは言えません。

しかし、現在の日本は大学を卒業しても正規職員として就職できるかが不安定な状況です。保育士や教職等、専門学校や資格を取れる大学課程を終えている場合は、学んだ知識や資格を活用していずれ正規職員を目指していく方向が定まりやすいでしょう。しかし、何となく大学に入学し、特に資格が取れる過程を選んだわけではない場合、内定が取れず卒業後アルバイトで一定の収入を確保していかなくてはならない状況もあり得ます。また、特に女性の場合は、結婚に伴う引っ越しや出産によってどうしてもそれまでの仕事をやめなくてはならず、アルバイト・パートで家計を支えなくてはならないこともあるでしょう。

このような事態に備えて、どんな時でも、自分が将来雇われる形態が変わっても仕事内容に一貫性があるようなアルバイトを選ぶことが大切だと思います。

例えば、子どもが好きで子供に関わる仕事をしたいと思っているなら塾講師やベビーシッター、本が好きなら書店や図書館・出版関連の事務など、自分が働く職種をコロコロ変えず共通点を保っておくことです。共通点が保たれていれば、アルバイトから正規職員を目指す場合や、ブランク後の社会復帰の際に採用側から経験を認めてもらいやすくなります。

アルバイトを決める際に、興味や時給だけでなく、自分が何年後にどういう仕事をしていたいかを見据えた選び方をすることは大切だと思います。